歌が上手くなるとモテる理由とは?

『歌が上手い方がモテるとは思うけど、それだけでモテるの?』

そう思っている方に、ズバリお答えします。

歌が上手い「だけ」ではモテません!

極端な話ですが、世界一歌が上手くても、世界一外見が悪かったらモテませんよね。

『は?じゃあ歌が上手くても意味ないじゃん!結局顔かよ』

歌が上手いかどうかは、関係ないとまでは言いませんが、一番重要なことではありません。

細かく分析すれば、モテるために必要な要素はたくさんありますが、一番重要なことは何か。

一言で表すならば人間力」です。

人間力とは、内閣府によると次のように定義されています。

社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力

人間力戦略研究会 人間力戦略研究会報告書 2003年 P4 https://www5.cao.go.jp/keizai1/2004/ningenryoku/0410houkoku.pdf(参照:2023/7/3)

何となく分かるような、分からないようなって感じですよね。

この「総合的な力」というものを細かく分けて、簡単にまとめると下記になります。

  • 知的能力的要素
    「基礎学力」や「専門的な知識やノウハウ」を持ち、それらを継続的に高めていく力。
    また、その力を応用するための「論理的思考力」や「創造力」も含む。
  • 社会・対人関係力的要素
    「コミュニケーションスキル」や「リーダーシップ」、「他者と切磋琢磨し高め合っていく力」など、対人関係や社会生活に関係する力。
  • 自己制御的要素
    上記の力を発揮するための「意欲」や「忍耐力」、「自分らしい生き方や成功を追求する力」など、主に精神面にフォーカスした力。

これらを総合的にバランス良く高めることが、人間力を高めることになるそうです。

また、これらの能力は、基本的には日々の生活の中で鍛えることが出来ます。

しかし、何も考えず、探究せず、努力しない人は、一向に鍛えることは出来ません。

歳だけ取って、人間力はずっと子供のままです。

この記事のタイトルがなぜ、「歌が上手いとモテる理由」ではなく「歌が上手くなるとモテる理由」なのか。

それは、歌が下手 or もっと上達したいと思っている人が、上手く歌えるように努力する過程が大事だからです。

その努力の過程で、人間力を高めるチャンスが転がっています

それでは、どんなチャンスが転がっているのか、具体的に見ていきましょう。

【この記事を読むと分かること】
  • 人間力を高めるチャンスとは
  • 人間力・歌唱力を向上させるために必要なこと
目次

歌う以前の問題点

歌が上手くなるために、皆さんは何をするでしょうか?

音程が外れないように歌おう、高い声が出せるようになろう、ビブラートを習得しよう、などなど…。

そのどれもが、歌唱力向上のためになることだと思います。

でも、それ以前の問題点を、皆さんは解決出来てますか?


きっと皆さんはカラオケに行って練習しますよね?

カラオケに一人で行けますか?カラオケに一緒に行ってくれる友達はいますか?

別にカラオケに行かなくても、自宅で練習すれば良いと思うかもしれません。

しかし、思いっきり歌っても問題ない家や環境で住んでる人って、少ないですよね。

じゃあボイトレに通えば良いじゃん、と思うかもしれません。

でもお金も掛かるし、ボイトレに通うって割と勇気がいりませんか?

つまり、歌を練習するしないの話より、先に解決しないといけない問題点がある人もいる訳です。

そして、その問題点を解決しようと努力する過程で、人間力向上チャンスが転がっているという話です。

それでは、人間力向上チャンスゾーン突入からBIGボーナスを引くまでの流れを、詳しく解説していきます。

『もう全然パチスロやってないなぁ…勝てないんだもん…ヨワイ』

人間力を高めるチャンス 3パターン

①ヒトカラに挑戦する

本気で歌が上手くなりたい人は、一人でカラオケをするという「ヒトカラ」をするのではないでしょうか。

本気でというのは、プロになりたい人だけを指すのではなく、趣味として上手くなりたい人も含めての話です。

友達とカラオケに行って、同じ曲を何回も歌うのは微妙ですよね。

発声練習なんて恥ずかしくてやれないでしょうし、マイク音量やエコーの加減だって友達とは好みが違いますよね。

ヒトカラであれば、自分のやりたいことが思う存分出来ますので、効率良く練習することが出来ます。

しかし、「ヒトカラに行くというのは勇気がいる」と思う人も多くいます。

そこで、勇気を出して一歩踏み出し、ヒトカラに挑戦するということは、非常に大きな意味があることだと思います。

『ヒトカラに行けたから、きっとこれも出来る!』
『やってみたら意外と大したことなかった。他のこともまず挑戦してみよう』

など、きっと他のことにも自信を持って出来るようになるのではないでしょうか。

そういった自信や、何かに挑戦していく姿勢に、人は惹かれるものです。

これは、人間力を構成する要素でいうと「社会・対人関係力的要素」「自己制御的要素」に当てはまります

なぜ自信がある人に惹かれるのか、それについて書かれたサイトはたくさん出てきます。

男性編と女性編で合計4つ、参考になるかと思うサイトを貼っておきますので、興味のある方は是非ご覧ください。

②自宅で思い切り練習するパターン

自宅で練習しようと思うと、ほとんどの家庭で防音対策が必須になるでしょう。

様々な防音グッズが販売されていますので、それを買って試してみるのも良いかと思います。

ここからは私の実体験で、防音対策をするつもりではなかったのに、結果的に防音対策になったという話です。

オーダーメイド住宅、いわゆる注文住宅で私は家を建てたのですが、その時にこだわったのが断熱効果。

ポリウレタンフォーム(発泡ウレタン)という断熱材や、ペアガラスを導入しました。

実際に住んでみて、断熱効果も非常に効果があると感じますが、防音効果も非常にあると思います。

大声で歌ってもほぼ外に聞こえないですし、アコギをジャカジャカ弾いてもほぼ聞こえません。(シャッターを閉めたらより効果アップ)

外に出て、歌ってる部屋の真横にまで行って、ようやく「ん?何か声が聞こえる?」くらい。

一番の問題は、隣人に聞こえるかどうか。

隣人の家にも当然断熱材や窓ガラスがある訳なので、隣人が家の中にいる状態ならまず聞こえてないと思います。

見せてやる!ポリウレタンの拳をぉ!俺のぉぉぉ勝ちだ!!

しかも、不必要なほどの大声を出したり、不必要なほどアコギをかき鳴らしてそれなので、少し控えめに歌ったり演奏したら全く聞こえないです。

しゃぁー!掻き鳴らす六弦と六法脱法スレスレロッケンロー!!

これから注文住宅で家を建てる人は、是非検討してみてください。

うん、何の話やねん…病院行こか…?

と思う人もいるかもしれません。

でも、歌が上手くなろうと努力した結果、たまたまこの記事を見て、断熱効果やら防音効果のちょっとした知識・体験談をあなたは手に入れた訳です。

これから注文住宅を建てようとしている人や、既に建てた人に対して、

『発泡ウレタンとかペアガラスって良いらしいよ』
『断熱材って何かこだわりました?防音効果も凄いらしいですね』

など、そんな切り口でコミュニケーションを取ることが出来ますよね?

そんな話から、

『なんでそんなこと知ってるの?』
『いや実はカラオケが好きで調べていたら…』
『どんな歌が好きなの?』

なんて、会話の引き出しが増えることで、どんどん話が膨らんでいくかもしれませんし、膨らませるのも簡単です。

会話の引き出しが増えるというのは、人間力でいうと知的能力的要素です

ではその増えた引き出しで、どう会話を膨らませていくのか。

それを想像することが知的能力的要素の「論理的思考力」や「創造力」にあたるのではないでしょうか。

そして、人と会話する訳ですから、コミュニケーション能力という社会・対人関係力的要素にも絡んでくる訳です。

こんな歌とほぼ関係なさそうな注文住宅の話ですら、人間力の向上に結び付けることが出来ます

今回はたまたま注文住宅の話でしたが、防音マイクの話でも他の話でも、会話の流れとしては同じように応用することが出来ます。

注文住宅に全く興味がない人でも、人によっては雑学として面白いと思ってもらえるかもしれません。

もう一度言いますが、歌が上手くなろうと努力した結果、歌とはほぼ関係のない話を知り、それすら人間力を向上させることに繋がるということです。

③ボイトレに通う

『ボイトレに通ってみよう!』

そう思って、すぐに行動に移せる人は中々いないのではないでしょうか?

行動に移せない理由は、人それぞれあるかと思います。

まあ大抵、下記4つのどれかに当てはまるではないでしょうか。

  • お金
  • 時間
  • 外見
  • 勇気

お金に関しては、無駄使いを減らしたり、何かを我慢してボイトレ費用を捻出するのかなと思います。

大きい話をするならば、転職して収入を増やさないといけない人もいるかもしれません。

時間に関しては、それこそ『転職しないと無理!』という人もいるでしょう。

外見に関しては、『ボイトレ教室は栄えてる場所にありそうだし、オシャレな人が行くイメージ…』と言っていた人も実際にいました。

勇気に関しては、『歌が下手だからボイトレで声を出すことも恥ずかしい』と思う人も多いかと思います。

もし、あなたが似たようなことを思ったのなら

多少なりお金の使い方を見直したり、転職を考えたり、ファッションのことを調べるようになりませんか?

体型に自信がなければ、ダイエットだったり筋トレだったりのことを調べるようになりませんか?

転職というのは、人それぞれ様々な事情がありますので、簡単に「ボイトレに通うために、今すぐ転職しましょう!」とは言えません。

しかし、ファッションやダイエット、筋トレであればハードルは下がります。

例えば、服装はTシャツとチノパン(レギュラーフィット)で、運動も全くしていない小太りな人がいるとしましょう。

その人が、シャツとワイドパンツを着用し、食生活を見直し、週3で一日30分ランニングするようになったとしたら、かなり印象が変わるはずです。

あくまで印象が変わるという話ね。(Tシャツがダメとか、小太りの人がダメという話ではない)

『万人からモテたいなら小太りはダメだぞ』

もちろん、全くファッションに興味がない人や、運動をしていない人が、いきなりあれやこれや挑戦しても長続きしません。

着たことがない種類や色の服を着る、お菓子は週1回、一日5分走るなど、簡単なことから始めても良いと思います。

身なりや容姿といった、外見を良くするということは「知的能力的要素」や「社会・対人関係力的要素」に十分関わってきます

お金や時間の使い方も、今までとは違った使い方をすれば学ぶものもあるでしょうし、もし転職して良い結果が待っているならば、それは大きな変化ですよね。

勇気を出して挑戦するということに関しては、先述した通り、そういった自信や姿勢に人は惹かれるものです。

漫然と過ごさないこと

3パターンの例を紹介しましたが、いずれもぼけーっと過ごしているだけではダメです。

熟考し、探究し、努力しなければ人間力の向上は出来ません。

そして、それは歌唱力向上においても同じことです。

『とりあえず歌えば上手くなるでしょ!』

と言って、何も考えず毎日同じように歌っても、今日と同じ明日が待っているだけです。

趣味を持つこと自体が「自己制御的要素」を高めるキッカケでもあり、チャンスでもあります

自己制御的要素は、知的能力的要素と社会・対人関係力的要素を十分に発揮するための「意欲」や「忍耐力」、「自分らしい生き方や成功を追求する力」です。

歌唱力を向上しようとする「意欲」、そしてそれに向けて熟考し、探究し、努力することは「忍耐力」「成功を追求する力」に繋がります。

このように、趣味は人間力を向上させることに十分貢献しますし、楽しみながら出来ることは大きなメリットです。

何をしてもしなくても、時間は勝手に過ぎていきます。

しかし、誰しも同じように時間は過ぎるのに、その時間をどう過ごしたかで差が出来てしまいます。

人間力向上も、歌唱力向上も、日々漫然と過ごすのではなく、熟考・探究・努力をしていきましょう

時には何もせず休むことも非常に大切ですので、頑張り過ぎないように注意してくださいね!

「過ぎたるはなお及ばざるが如し」です。

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この記事を書いた人

人事歴10年、独学ボイトレ歴5年が、歌でモテる方法を教えます。
コンセプトは熟考と探究。
「ボイトレ」に関する情報をまとめ、一つひとつの事柄を熟考・探究します。
その結果、あなたにとって「必要な努力」を見つけられるサイトになればと思っています。

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