【車校体験談 卒検】ついに完結。一本橋を6秒台で駆け抜ける──

ついに、ついにこの日がやってきた。

大型自動二輪教習、最終選別「卒業検定」。

入校した頃は、

「バイク重たいな~、押し歩きできるかな~…」

と思っていたのに、気付けば卒検の日である。

正直に言うと、緊張はした。

「ふるえるぞハート! 燃えつきるほどヒート!!」

これほどドキドキしたのは、いつぶりだろうか。

とはいえ、こんな経験は人生で何度もしてきた。

そして、それで上手くいかなかったケースはない。

……あったとしても記憶から消している。

「まあどうせ合格するんだろうな」という感覚もあり、落ち着いてはいた。

そして結果は──

合格。

いぃぃぃぃぃぃやっほぉーーーー!!!!

カッコつけて「上手くいかなかったケースはない。どうせ合格するんだろう(キリッ」とか言ってても、受かったら嬉しいし、ホッとするんだよ。

これにて、大型自動二輪教習編は完結である。

今回は、実際に走って感じた卒検の流れや、それぞれの課題で意識したことを簡潔にまとめていこうと思う。

目次

卒検前の空気感

卒検当日は、やはり独特の空気がある。

待合室もどこか静かで、みんなソワソワしている。

「絶対受かってやる」というより、「凡ミスだけはしたくない」という空気感に近い。

まあ僕もそうではあるのだが、「普段通りやれば大丈夫」という気持ちの方が強かった。

卒検は“特別なテクニック”よりも、如何にいつも通り走れるかが重要だろう。

とはいえ、前回の教習最後にして、「一本橋で落ちる」というミスをしているので、超不安ではあったが。

ここからは、卒検で走った課題を振り返りたいと思う。

S字

全課題の中でも、かなりイージーな部類だ。

教習中も、失敗したことは一度もない。

強いていえば、出口で他のバイクが近くにいないかの確認をして、そのまま進むのか止まるのかという判断をすることが難しい。

いや、難しいわけではない。

ただ、判断が遅れるとバランスを崩して転倒するかもしれない。

もし失敗する要因があるとしたら、それくらいかなと思う。

しかし、試験中は他のバイクは走っていないので、やはり余裕だった。

もちろん、安全確認はしないと減点なんだけどね。

クランク

個人的には、S字よりクランクの方が緊張した。

S字も同じだが、パイロンに当たったら即失格という点が、緊張感を高めてくる。

その中で意識したのはこれらだ。

  • 進入速度は限りなく遅くする
  • 視線を遠くに

教習中もだが、この2つはかなり意識していた。

一瞬バランスを失いかけて危なかったが、まあ自信もあったので簡単に立て直し、問題なくクリアできた。

スラローム

当初、全課題の中で最も苦戦していたスラローム。

しかし、今となっては「一番簡単では?」と思えるほどに成長した。

とはいえ、パイロンに当たったら即失格。

意識した点は多く、

  • とにかくパイロンに当たらないように
  • 進入速度は気持ち遅めに
  • 視線を先に
  • アクセルは必要なら開ける
  • リアブレーキも必要なら踏む

といったことを意識した。

特に重要なのは「とにかくパイロンに当たらないように」で、あとはそれに即した動きを、身体が勝手にしてくれた。

教習中は苦手だったが、最後の方で急にコツが分かった課題でもある。

タイムは7.23と減点対象ではあったが、まあ合格できたし良いだろう。

一本橋

卒検において、最もプレッシャーがかかる課題。

前回の教習最後で落ちているし、途中のリカバリーが難しい課題だと思う。

検定前に教官から、

「落下は即失格だし、ここで失格になる人が多い。6秒でも合格はできるので、やばいと思ったら早く抜けるように」

というアドバイスをいただいた。

「よし、最初から駆け抜けよう」

という考え方に変えた。

一本橋以外は、かなり自信がある。

ここで減点されたとしても、合格できる自信はあった。

そして、結果は6秒台。

リアブレーキは「少し使ったかどうか」っていうレベル。

一度橋に乗ってしまえば、そのまま大きな操作をせず渡り切るのは難しくない。

それでも合格はできたので、まず落ちないことが最優先といえる。

波状路

大型自動二輪のみ発生する課題。

最初はバランスも崩れるし、すごい疲れるし、散々な課題だった。

また、一本橋同様、途中のリカバリーが難しい課題であると思う。

意識したのは、

  • 前荷重
  • 進入速度は遅め
  • 早めに立ち上がってバランス取る
  • 余計な操作をしない
  • 速いなと思ったら軽くリアブレーキ

というあたり。

正直、「無操作に近い」レベルでクリアした。

これは、教習を先に終えた後輩からの助言が、一番役に立ったといえる。

極論だが、半クラやリアブレーキの操作一切を捨てれば、前荷重に集中できる。

そして、全くもって問題なくクリア。

なんかそれだと申し訳ないなと思ったので、最後に半クラ+アクセルで吹かしといたくらいだ。

急制動

これはバイクの性能面で、大型が一番やりやすいといわれる課題だ。

思い返せば、個人的には最もイージーな課題だったかもしれない。

元々、最後にエンストせずに止まることもできるし、ギアを一速まで落として止まることも余裕でできる。

が、ギアチェンジは止まった後にやらないとダメって言われてるので、一応エンストして止まるように練習していた。

  • 指定速度+6kmくらいまでしっかり加速
  • リアブレーキはほぼ使わない

くらいの意識で十分だった。

大型の教習車は制動力が強いので、変に慌てるより丁寧な操作の方が止まれる。

急制動はそもそも何一つ不安もなく、検定時も余裕でクリア。

卒検コースでは、急制動が最後に挑戦する課題となる。

あとはもうウイニングランだ。

コース走行

入校前からあった、「コースを覚えられるか?」という不安。

結果、全然余裕だった。

教習中は、卒検コースと限りなく同じコースを通って練習する。

だから、通っていれば自然と覚えることが可能だ。

「コースが覚えられるか不安」という人がいたら言いたい。

やってたら、絶対覚えられるから大丈夫よ。

ただ、卒検は安全確認をかなり見られているので、

  • 乗車前のミラー調整
  • 発進前の目視確認
  • 右左折や進路変更時の目視確認
  • ウインカー

このあたりは、大げさなくらい意識した。

普段は自然にやっていることでも、検定では「検定員に伝わる動き」が必要になる。

特に、目視確認はかなり重要だと思う。

降りるまでが卒業検定です

課題が全て終わり、「ああ…終わった、これはもう合格だろ」と気を抜く方は要注意。

卒業検定は、“バイクを降りるまでが卒業検定”なのだ。

遠足と同じだ。

過去、降りるときにバイクを転倒させてしまい、不合格になった人もいるという。

「ふっ、ここからは俺のウイニングランだ。称えよ──」と油断していると、大怪我することになる。

「最後まで絶対に気を抜かないように」と、上から目線でアドバイスしておこう。

卒検を終えて思ったこと

大型教習を始めて、「いやこれ卒検受かるかな…」と不安に思ったこともあった。

スラロームとかスラロームとか、スラロームとか。

ついでに一本橋とか波状路とか。

でも実際は、“やればできるようになる”だった。

もちろん難しさはある。

しかし、教官に言われたことを一つずつ積み重ねていけば、ちゃんと乗れるようになる。

そして何より、卒検が終わった瞬間の達成感はかなり大きかった。

こんな気持ちを味わうのも、歳を重ねると減っていくものだ。

教習所に通った日々も含めて、良い経験だったと思う。

これにて、教習編完結

ということで、大型自動二輪教習シリーズはこれにて完結。

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。

これから大型自動二輪に挑戦する方の参考に、少しでもなれば嬉しく思う。

そして次はいよいよ──バイクライフ編が始まる。

実は、もうDAEGは購入しているのだ。

あとは納車を待つのみだ。

DAEGとDAEGuchiが交差するとき、物語は始まる。

■【入校】自動車学校の費用や卒業までの日数、入校式の流れなどを解説

■【11日目】卒検直前、最後の一本橋で普通に落ちた話

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このサイトを運営している人

ZRX1200 DAEGに魅せられし者。

現実と理想の狭間で揺れながらも、38歳でようやく「大型バイク購入」という決断をしました。

このブログでは、バイクと日常の中で感じた“悩み”や“選択”について綴っています。

すべては、「悩みながら決めてきた記録」。

僕と同じように悩んでいる人が、“自分なりの答え”を見つけるためのヒントになれば嬉しいです。

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